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北海道出身 北村 アイリーンさん 26歳(取材時)/ノルウェー(オスロ)/在ノルウェー日本大使館(外務省在外公館派遣員)
ECCジュニア在籍年:1999年〜2006年

ECCジュニアに通い始めたきっかけ

母親がECCジュニア記念塔教室(開講して20年が経ちます)を始めたので、小学2年生の時に入学いたしました。
母親の話では、赤ちゃんの頃から言語や音楽、リズムに大変興味関心が高くしかも敏感で、ディズニーの映画や当時米国で購入した「世界中の子供のわらべ歌特集」( “We Sing”のカセットテープ付き)が大好きで、いつもまねをしながら歌っていたそうです。
英語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、ドイツ語、アラビア語、ロシア語、中国語などなど、様々な国のわらべ歌を子どもの歌声で収録したものです。
赤ちゃんの私には到底、内容は理解できませんでしたが、時には小さな指で地球儀の適当な国を指さし、おもちゃの電話でその国の人と会話(?)もしていたそうです。
今でもそのWe Singの歌詞集は私の宝物です。またこれこそが、私の原点なのかもしれません。

ECCジュニアでの一番の思い出

赤ちゃんの頃、米国人の父親とはカタコト英会話だった様ですが、物心がついたころには両親が離婚したので、英語学習はECCジュニア教材と好きな洋画や英語の歌がベースになっています。
幼少の頃から外見で「英語話せるのは当たり前よね?」といつも周囲の人から思われ「私は英語が話せないといけない・・」のプレッシャーがありましたし、小学校からは「いじめ」を受けておりました。その中で中学一年生の時、ECC中学英語暗誦大会北海道大会にチャレンジしました。結果は「優勝」で、大変うれしい出来事でした。
しかしながら、ここでも「嫉妬」や「やっかみ」があり、母も意気消沈で「来年の中2の部は出場をやめましょうか?」の一言。
それを聞いて「何を言っているの?私は大丈夫!また頑張るよ!」それから、それまでより本気で暗誦課題文を研究し、中学校の英語の先生やピアノの先生、親戚、祖母の友人など、いろいろな人の前でスピーチの練習をしました。
努力の甲斐があり、中2の部でも北海道大会で優勝できました!加えて、この勢いで全国大会である第21回ホノルル市長杯 全日本ECC中学生英語暗誦大会 中2(JIの部)でグランプリをいただいた事は、私にとって大きな誇りです。

ECCジュニアでの学習が進学や
就職に役立ったと思う点

この全国大会でのグランプリ受賞をきっかけとして、その後は積極的に海外に赴くようになりました。
ECCの留学プログラムで、米国シアトルにホームステイ短期留学、グランプリの副賞でのオーストラリア語学研修(コアラツアー・バサースト)、北海道旭丘高校での米国姉妹校交換留学(ジョージア州アトランタ市)を経験。
そして大学は日本国内で最も留学生の受け入れが多い立命館アジア太平洋大学に進学。
入学式当日、大学へのバスに乗車した途端、留学生達のありとあらゆる言語が飛び交い、まるで「人種のるつぼ」に入った体験をしました。その人の出身国のアクセントや地方のなまり、性別、年齢、文化や背景によって、違う響きのある英語。しかしキャンパス内ではこの「英語」を一つの共通のツールとして、国境を越えたコミュニケーションを可能にする事を実感しました。
また、ノルウェー・ベルゲン大学に一年間の交換留学をしました。ヨーロッパにおいて、数少ない日本人として留学をするのは様々な意味で困難でした。初めは北欧やヨーロッパでは欠かせない「皮肉」のユーモアが理解できず大変でしたが、後に心おきなく何でも相談できる友人(ノルウェー、フィンランド、フランス、ポーランド、ドイツ、スロヴァキア人)ができ、数年経った今でも尚、親密な友情が続いています。この留学の経験が今現在の赴任につながっております。

現在のお仕事のやりがい、今後の抱負

ECCジュニアで培った英語力、ホームステイや語学研修の経験のお陰で、国籍を超えてコミュニケーションができる自分となりました。前赴任地ロンドンにある在英国日本大使館、またオスロにある現赴任地の在ノルウェー日本大使館においては、業務内容の1つとして、便宜供与を担当しております。
安倍総理や皇族の方々をはじめとし、政府要人訪問時に入国審査支援や空港送迎、ホテルの留保、市内案内など、貴重な経験をさせていただいております。外部との細やかな調整では、英語でいかにポイントを正確に伝えるか、スピード、そして交渉力が問われます。準備が大変なだけ、スムーズに仕事が進んだ時、出張者の笑顔を見る事ができた時は、本当にやりがいを感じます。
今後は、海外赴任の経験を生かして、国際機関、もしくは日本において世界との架け橋になる事が本望です。

子どもたちへメッセージ

海外にいると、自分の考えを発信せざるを得ない状況が沢山あります。「あいまいな表現」、「空気を読む」といった日本特有の表現・コミュニケーション方法では海外では通用しない事があります。英語はダイレクトな表現なので、自分の意見をはっきり伝えやすい言語です。自分の夢でもあった、世界中に友人が沢山できた事は、英語を通して自分を表現し、心の交流ができたからだと痛感しております。
「昨日の夢は、今日の希望であり、明日の現実である...for the dream of yesterday is the hope of today and the reality of tomorrow...」これは、ロケット開発の父と呼ばれる、ゴダード博士の言葉です。この言葉を信じて、自分の夢を叶えることができました。皆さんも「間違えたら恥ずかしい、自信がないから・・・」と最初から諦めず、積極的に英語を使って自分の可能性を広げてくださいね。素敵な未来が待っています!!