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愛知県出身 加藤 宇航さん 23歳(取材時)/アメリカ合衆国/飛行操縦教官(Carver Aero, LLC)
ECCジュニア在籍年:12年(2000〜2012)

ECCジュニアに通い始めたきっかけ

幼い頃から母がホームティーチャーをしており、3歳の頃にはすでに教室へ通っていました。物心がつく前から通っていたためか、ECCに通うことはもはや「習い事」ではなく、当時は歯磨きや着替えと同じような感覚で、生活の一部となっていたと思います。幼い頃は「友だちは遊んでいるのに…」と教室に行くことが億劫になることも多々ありましたが、中学3年生で卒業するまで12年間通い続け、今では自分の中でも胸を張れる思い出の1つです。

ECCジュニアでの一番の思い出

まだ入学して数年の頃(4歳か5歳くらいの時かと記憶しています)、「Bear」の発音がいいね!と先生や周りの生徒の親御さんに褒められることがありました。その時私は周りの人に褒められるのが嬉しくて、ひたすら「Bear! Bear!」と発音していた記憶があります。もう20年近く前の出来事ですが、これがきっかけで私の中には「発音が良いとみんなに褒めてもらえるんだ!」という気持ちが芽生え、その後の英語学習を頑張るための原動力になりました。

ECCジュニアでの学習が進学や
就職に役立ったと思う点

私は日本の高校を卒業した後、大学進学のため渡米したのですが、ECCでの学習の成果が顕著に現れたのは、まさにこの時だったように感じます。最初こそアメリカ人独特の言い回し、会話の速さなどに戸惑ったものの、12年間のECCでの努力の成果なのか、驚くほど英語での生活に早く溶け込むことができ、自分でも驚いたのを覚えています。その後の大学生活では、毎日の授業、バイト、クラブ活動と英語オンリーの生活でしたが、そこでもなんとかやっていけたのは、幼い頃から学習したリスニングとスピーキング能力があったからに他なりません。
また、私は米国大学の航空学部で飛行訓練を受けた後、そのまま同じ大学で飛行教官として勤務しています。毎日の訓練フライトでは、管制官からの交信をさばきながら生徒の訓練を行う、ということが日常茶飯事であり、自分が咄嗟に発するその一言が、訓練の安全を左右するといっても過言ではありません。そのような条件の中で、ここまでのスピーキング力、リスニング力をアメリカで身につけ、今の職業に就くことができたのは、まさにECCで培った英語学習の土壌のおかげであると実感しています。

海外での就職を考えたきっかけ

私は幼い頃からパイロットになるのが夢で、それを叶えるための最短経路として候補に挙がったのがアメリカでした。アメリカには飛行訓練プログラムが存在する大学が多数存在し、若くして空を飛び始める方は他国と比べて段違いに多いです。そのような環境で一歩を踏み出すことが、いち早く夢を実現することにつながると確信し、渡米しました。
私は元々海外志向が強かったわけではなく、自分の夢を叶えるための一番の方法が「海外」という選択でした。ただ、「幼い頃から学んできた英語をどこかで生かしたい」という思いがあったのも事実で、結果としてこのようなキャリアパスを踏み出せたことに喜びを感じています。

現在のお仕事のやりがい、今後の抱負

飛行教官は非常にやりがいのある仕事です。私が主に教えているのは大学の航空学部の訓練生ですが、皆さん様々な思いを持って訓練に臨んでいます。最初は飛行機を真っ直ぐ安定させて飛ばすことから始め、離陸の仕方、旋回の仕方、着陸の仕方などを学んでいきます。生徒が初めて、教官の同乗無しで飛行機を飛ばすことを「ファーストソロ」と呼ぶのですが、生徒が初めて1人で飛行機を飛ばすその瞬間は、生徒にとっても、教官にとっても感極まる瞬間であり、この職業の一番のやりがいと言えるでしょう。今後はさらに小型機での飛行経験を積み、最終的には航空会社で旅客機を飛ばす道を考えています。

子どもたちへメッセージ

どこでも誰でも外国語を学べるこのご時世、英語を使いこなす日本人の方は沢山いらっしゃいます。英語はあくまでも夢や目標を叶えるための道具であり、手段であると私は思っています。皆さんには「英語が話せるようになりたい」から英語を学ぶのではなく、「○○という夢や目標を叶えるためには英語が必要だから」というモチベーションを持って、英語学習をしていただきたいです。例え大層な夢や目標でなくとも、「この洋楽の歌詞の意味を知りたい!」や、「好きなハリウッド映画のストーリーを英語のまま理解してみたい!」といった理由で良いんです。大事なのは、自分の目指している場所が英語のその先にある、ということだと思います。そうやって英語を手段として見ることができるようになれば、さらに上のステップへ行けると思います。是非自分なりのモチベーションを見つけられるよう、トライしてみてください!